280万分の1の祈り

赤推しの嵐さん五人担がだらだら語るところ

2019.6.26 SONGS「嵐」書き起こし

OPはMCの大泉さんが、バックに流れている嵐さんにコメント。大泉さんとのトークも見てみたかったなぁ……

大泉さんが審査員で出た紅白の映像が流れました。相葉さんが転びかけたやつでしたっけ?めちゃめちゃ映ってる自分に「こいつ邪魔だな!」って大泉さん(笑)

 

そんなわけで、「SONGS」初登場の嵐さん。

5人それぞれへのインタビューを交えながら、3曲披露いただきました。

 

2020年にて活動を休止すると発表。今、5人が伝えたいメッセージとは

(デビュー曲について)

大野「この曲抜きにしては、嵐の楽曲は成り立たないというか。思い入れは強いですね」

 

▼Track1 デビューから一転 模索する日々

(華々しいデビューを飾ったが、先が見えない)

松本「ジャニーズ事務所って、たくさんのアイドルがその当時からいましたし。CD出たら1位獲るのが、まあ当たり前じゃないけど、出すからには1位狙ってっていうときに、なかなか1位獲れない時期があって」

相葉「ライブやってても、上のほうシートで覆ってくれてて。たぶんお客さん入ってないんだけど、そこは元々無かった席ですよって」

櫻井「個人的にいえば、大学3年生くらいの時にみんな背広着てスーツ着て就職活動始めて、……この先自分どうなるんだろうなぁ、特にレギュラー番組あるわけでもないし。不安ではありましたよね」

松本「僕らの個性って、なんなんだろう。日々模索していた時期はありましたね」

 

(暗中模索の中、サックスの練習で肺を痛めた相葉が入院する)

相葉「これは再発する可能性がかなり高いから、他の4人にも迷惑かけるし、これはもう終わったと思いましたね、正直。次の人生を探さないとな、みたいな話もしてたりしたんですよ」

二宮「ほんとにみんなに迷惑かけたって言うけど、別にいてもいなくても迷惑かけるからねあの人は(スタッフ笑い) その4人になっちゃったっていう姿をファンの人に見せちゃったっていうことに、あの人は一番のこう、ほんとはたぶん……思いがあるんじゃないかって」

▲この二宮さんが本当ザッツ二宮さんだなと思った。いじっておきながら相葉さんの思いを的確に察してる。理解が深すぎる。このSONGS全編通して、二宮さんの語りは緩くて時折くすっと笑わせてくれるんだけど、愛に溢れてるからたまらない。

 

(デビュー4年目。新たなレーベルを立ち上げて再スタート)

相葉「あれ、これ……じゃあ俺ら見込みがないってことなのかな、ってちょっと思ったりもした」

松本「前進するために移籍したんだってことが、若干曖昧で、変わったからこそ、結果出さなきゃなと」

 

(嵐のオリジナリティとは。ライブが終わった後も話し合い、高め合った)

(そのひとつが、櫻井のラップ。当時アイドルがラップをすることは画期的だった)

櫻井「我々、HIPHOPの人間ではないから、批判もあってしかるべきだと思いますけど、けど絶望したのが初めて僕がライブでラップをやったときだったんですね。HIPHOPアーティストがやる「手あげろ」「Put your hands」やるんですけど、みんなうちわ持ってくれてるから、こう(手をあげる)なんないんですよ。こう(うちわぱたぱた)なるんですよ(スタッフ笑い)まじかでもそうだよなうちわ胸以上の高さあげちゃだめって俺らが言ってるんだからそりゃそうだよなってなるんですよ」

二宮「翔ちゃんなんかだんだんとこう(ラップをやる)責任に変わっていったりとか、そっちの世界を勉強するようになってったりとかして。んー、いろんな技術とか、いろんな場の仕切り方とか、盛り上げ方とかっていうのを、ほんっとに勉強して」

 

(遂に、全編ラップの「a Day in Our Life」を発表する。移籍後初、多くの人に聞いてもらいたいと500円で販売)

相葉「いろんな角度から、攻めていった曲だなっていう感じがしましたね」

大野「それを500円で売るんかい、って思いましたけどね(笑)」

松本「コンビニに置いてもらったりとかしてたからね。売れたかわかんないですけど(笑)」

櫻井「僕らってこんな仕事してるから、基本的には肖像っていうか自分たちが写るのがジャケットなんですね、でもちょっとHIPHOPグラフィティみたいな、絵の、ジャケットで、って」

大野「パッケージとかも、なんか、ブーブークッションみたいだと思いながら」(笑)

松本「今の時代、どういうことに挑戦してると、面白いかなとか……でもそれは今もなお、かな」

二宮「まぁ僕もお客さんと一緒にウェイウェイ言って遊んでるんですけど、そんなことやってたらほんと殺されるんじゃないかって思うくらいの(笑)、思いはたぶんね、翔ちゃんはより一層そういう思いっていうのは強いんじゃないかと」

櫻井「お客さんとアーティストが一体になれる、それは、当時ジャニーズのコンサートではあまりなかった。今はもう、嬉しいですよ、一緒にコンサート作ってる感っていうのは、コール&レスポンスやるたんびに思いますよ」

▲この時代は、本当に「表」の売れてる部分しか知らなかったから、当たり前のように曲を聴いてた気がするけど、たくさんの努力と試行錯誤があったんだなって、貴重な話聴けて、貴重な映像が見れて良かった。ラップ修行のVTRとか初めましてだった。翔さんは恐ろしく高スペックな人だけど、でも決して最初からすべて高スペックだったわけではなく。彼の生まれながらに高いスキルは「努力すること」なんだなと。全部積み重ねによるものなんだと思う。こんなにも「他の人間がやったことがないことをやってのける」自分を奮い立てるちからというものは、本当に憧れる。そしてここでもよくよく理解しているニノさんのすごさ。

 

曲披露:a Day in Our Life

円形ステージの周りを400人のお客さんが囲むスタイルで。全力のコール&レスポンス。インタビューのあとだから余計に、特に翔さんの煽りとラップのレベルの高さに感動する。この曲は大野さんのフェイクも最高ですよね。

 

▼Track2 国民的アイドルへ

(相葉の志村どうぶつ園、櫻井のZERO、そして遂にあのドラマに出会う)

花より男子の大ヒットにより知名度は一気に高まった、そしてアジアツアー、東京ドームへ)

Q.ブレイクのきっかけは何だったと思う?

櫻井「花男っすね。(笑) 当然、ドラマ映画なんとかってそういうメンバーそれぞれの活躍によるところが大きいっていう基本はそれです。だけど、僕たち5人が内側向いてちっちゃいことでちまちまちまちましたことやって5人がけらけら笑ってるみたいなのが僕らだったんですね。なんかあいつら面白いよねって言ってくれる人が徐々に増えてきたって感じられたのもその時期です」

二宮「そんなこと言ったらまぁ、甘っちょろいって言われるかもしんないですけど、楽しいですよ。うん、仕事そんな楽しいとか言ったらいけないのかもしんないけど。自分たちでここまで遊び尽したからこそ、今度みんなと一緒にそれを共有しようっていうのが我々のやり方で」

 

(10周年国立の映像。感謝の気持ちを込めた「感謝カンゲキ雨嵐」)

大野「ね、今まで応援してくれてたっていう、その思いでやっぱり、感謝の気持ちを込めてのライブだったんで、もうすごい意味のある楽曲になったっつーか……ジャニーさんに感謝っつーか……(笑)」

 

Q.「嵐」が大きくなることをどう受け止めていた?

松本「次なにやろうとか、次はどんなことできるかなとか考えていたんだけど、割とメンバーが、継続することとか、キープすることの重要性みたいなこととかをよく言うんですよね」

相葉「怖かった。正直。なんか、「嵐」っていうものが、すっごい自分の中でですよ、体感としてめちゃくちゃ大きくてめちゃくちゃ離れていくんですよ。それまでずっと嵐の中にいた体感なんだけど、そん時はどんどんどんどん前に行っちゃって。あ、これやばい置いてかれるって思って。で正直苦しい部分もあった。仕事してるときとかは、充実してるんだけど、終わって家帰ったりすると、なんか、感覚が全然違くて。不安」

大野「街中でこう、自分の顔がいっぱいあったりすると、うん……理解できなかったです。隠れたりしましたからね、うおっとか言って。(笑) リンクしないんですよね、その、自分と……周りの思いだったり、仕事だったりが、追い付かない自分でしたね」

松本「これをやってやろうみたいな、すごい遠い目標みたいなのを、立てずに動くということになっていくんですよね。まぁでもそれはある意味、そっから先がみんな見えづらくなっちゃったってことなのかもしれないですけどね」

相葉「もがいた。うん……で、……このままじゃまずいなって思って、考え方が変わるようになって、これ自分を強く持って、そういう不安、と戦っていくしかないんだなって思いましたね。いやー相談それはできなかったですね、誰にもしてないんじゃないかな、メンバーにも言ってないし、何でこんな話しちゃったんだろうって今ちょっと後悔してます(笑)」

▲こういうところで、相葉さんの深さを思い知る。いつだって笑顔で全力だった印象しかない。二宮さん曰くとても気を遣う人。まさにだと思う。スイッチのオンオフが結構おっきいのかなーと。表裏っていうわけじゃなくて。 潤くんの言うキープの重要性、大野さんが毎度言ってる現状維持ってやつ。自分が追いつかないっていうこの辺りの経験が、あまりにもかけ離れたくないっていう思いになって、居場所を忘れないようにってことでみんな思っていたのかな。

 

(2009年、初めての紅白)

大野「もう、5人で延々、早替えの練習を、もうドッキドキでしたね」

二宮「まったく覚えてないですね、あ、でも袖にメガ幸子があったことだけは覚えてます(笑) ずっとこうやって(掌を上に向けて)やってるメガ幸子があったことは覚えてるけど」

大野「なんであんな演出にしたんだろうって言うくらい緊張しましたね(笑)」

▲本番では成功したHappinessからのBelieve早替えですね。

大野「紅白でしくったらもううちら終わりだねっていう(笑)感じでしたねあれは」

 

(「Love so sweet」について)

二宮「嵐っていうそのパーソナルな部分がすごく認知された曲に、きっかけになる曲だったんじゃないかなあと思っていて」

松本「僕やっぱり花より男子っていう作品にはすごく感謝してますし、初めてドームやるとか、アジアやるとか、国立やるとかっていうときに、割とライブの中でもサビになるというか、肝になるところにこう……自然と、配置されてた曲、なんですよね」

大野「いつ歌っても盛り上がる歌だなっていう感じですね(笑) なんかこう、やさしい……楽曲……包み込むような感じ……の印象ですね」

櫻井「明けない夜はないよLove so sweetっていう歌詞があるんですよ。明けない夜がない。僕は学校で習いましたけど、二重否定。強い肯定。(スタッフから笑いが漏れる)すなわち、明ける夜が、必ずある」(どやぁ)

相葉「ま自分なりに表現すればいいかっていう……ひとつひとつを。そのすーげえでかくて遠い、嵐が、そういうふうに感じなくなって、でもめちゃくちゃあったかい場所に感じるようになって」

松本「やっぱり走り続けるって大変だけど、やり続けた先に何があるんだろうなぁっていうのを見てみたいっていう感覚はありますね」

▲翔さんのどや顔が心底愛しい。いろんなとこで言ってますよね二重否定の話。

 

曲披露:Love so sweet

NHKさんはこの奥行きがすごいなぁと思う……白いライトが花みたい。衣装は先程と同じ全身まっしろです。最後の「光ってもっと最高のLady」のところで照明がふわーーーーーっと明るくなるのがめちゃくちゃ綺麗。

 

▼Track3 明日は僕らで描こう

 (この5人だからこそ笑顔でいられた。これからどんな明日を歩むのか。休止を決めた今、もっとも自分たちの気持ちを表している歌として、『君のうた』を挙げる)

相葉「2020年いっぱいで、休止っていう発表をさせてもらいましたけど。それでもやっぱり突き進んでいくっていう、ところは、今の僕らに合ってる歌詞かもしれない」

大野「今だから歌って、5人が歌って成立してるんだろうなっていうのは感じてますね。サビなんかは特に……今の僕らにもリンクするなぁって」

櫻井「歩き出す明日は僕らで描こうとか、同じ夢を見ようとか……なんか嵐と、ファンの皆さんの、曲にいま、なってるかなぁと思いますね。真空パックじゃないけれども、映像に閉じ込めておいてもらって、のちに見たときに僕らもファンの人も、あーあの時そういう気持ちだったなっていうのは残しておきたいっていうのは、ありますけどね」

二宮「5人で歌えて踊れてその場があればもうもはや曲はどれでもいいと思っていて、その空間が自分にとっても楽しいですし自分にとっても貴重な時間だから、なんか……感謝しかないかなっていう感じがしますよね」

松本「あっという間だったなぁすっごいなんか一瞬のように終わったなぁっていう一年半にしたいし……一旦、閉じると決まったから、店じまいに向かうみたいなことは、やるつもり全くないので。ゴールの瞬間まで、あっせだくになりながら走りたいなと思ってますけどね。その姿をみんなに見てほしいし。そこを一緒に楽しんでもらえたらなと……今強く思いますね」

▲とても強い口調、強い眼差しで語ってくれた潤くん。Enjoyで補足してくれてありがたかった。終わりに向かうわけではないってことだよね。まだまだ続いていくんだって。だから純粋に楽しませてもらいます。

 

曲披露:君のうた

円形ステージにて(a Day~とおなじとこかな?)周りは花が水面に浮かんでるみたい。

相葉さんソロ終わりから花弁が舞ってとっても綺麗。5人の気持ちが詰まってるこの曲の、相葉さんのソロがとても好きです。とってもやさしくて。

 

▲書き起こし始めるのに時間掛かってしまいましたが、とても心に響く30分でした。